斎藤一徳の登山を始めたい方のガイドブック

齋藤一徳が山に登る歳の必需品

山に登るにはまずは出需品を揃えることが重要だ。
今回は厳選して出需品を紹介しよう。

 

まずは「登山シューズ」。
登山道は、不安定な場所が至る所にある。スニーカーはソールが平らで柔らかいので、ぬかるんだ斜面には底が食い込まず滑ってしまう危険性がある。登山を始めるのであれば、まず登山靴(トレッキングシューズ)を準備しなければならない。

 

そして次に重要な必需品は「リュックサック」だ。歩行中に両手が使える利点のほかに、手に何も持っていないことで、転んでも手をつくことができる。
最近よく見る「肩がけバック」では、歩行中にバランスを崩しやすくなるほか、片方の肩だけに荷重がかかるため長時間の歩行が伴う登山には向いていないので「リュック」を選ぼう。大きさは、日帰りで25L程度、山小屋泊の登山を考えているなら、35L程度が一般的だろう。

 

忘れがちな「かっぱ」も必需品。
「降水確率ゼロ」といっても、山は天候が変化しやすく、急な雷雨に備え得なければならないため忘れないように注意しよう。

 

予定外のトラブルで山中で日が暮れてしまう時を想定し「ヘッドライト」も常に携帯する習慣をつけることも大切だ。

 

楽しい登山のために、必需品は必ず用意しよう。